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2018.02.09  2017.06.26 筋肉の中にも脂肪は存在する!?異所性脂肪とは

photo by El Bingle

中性脂肪は皮膚の下部層にある皮下組織につく皮下脂肪、内臓につく内臓脂肪、そして意外に思えるようなところにつく異所性脂肪の3種があります。その中の異所性脂肪は大きく健康に影響を及ぼす怖い存在。その異所性脂肪について、健康への影響や改善法を考えたいと思います。

1.異所性脂肪ってなんだ?

食事で摂取された脂分や糖分は、エネルギーに変換され血流によって各細胞に送られ、体内の生命活動に使用されますが、使い切れなかった分は中性脂肪として体内に蓄えられます。

引用:メディマグ

 

1-1.皮下脂肪と内臓脂肪

中性脂肪は、まず皮下脂肪として皮膚組織の下部層につきます。この皮下脂肪はエネルギーとして消費される以外に、体温を一定に保つ役割や、外部からの刺激から身体を守るクッションの様な役割もはたしています。

次に内臓脂肪、主に腸間膜に蓄積されます。内臓脂肪はとくに腹部周辺に留まり、メタボリックシンドロームが懸念される状態になってゆきます。

 

1-2.第3の脂肪

そして異所性脂肪、皮下脂肪や内臓脂肪として入りきらなくなった脂肪が、心臓、肝臓、膵臓などの臓器内部やその周辺、そして筋肉(骨格筋)など“本来溜まるべきでない場所”に蓄積されてしまいます。

それが異所性脂肪、臓器の内部に蓄積されてしまうので、脂肪の毒性が直接伝わってしまう怖い存在なのです。

 

1-3.痩せていても存在する異所性脂肪

太りやすい体質の人は、皮下組織や内臓に脂肪細胞を溜め込むことができますが、逆に太りにくい体質の場合、脂肪細胞を溜め込む容量が少ない分、異所性脂肪が溜まりやすく、注意が必要です。

欧米人に比べて日本人は“痩せ形糖尿病”が多いと言われていますが、異所性脂肪の蓄積しやすい体質が原因しているのかもしれません。

 

 

2.異所性脂肪が影響する健康被害

異所性脂肪は、直接細胞内に蓄積されるためその毒性の影響が大きく細胞に及んでしまいます。心臓や腎臓など、脳以外の全身の臓器に蓄積し、さまざまな悪影響を及ぼします。

動脈硬化脂肪肝・糖尿病・高血圧・高脂血症・心筋梗塞どの生活習慣病を引き起こす原因になります。

肝臓に異所性脂肪が溜まってしまった場合、ひどくなると脂肪肝NASH肝硬変肝臓がんのような深刻な病気の原因となってしまいます。

列記するだけで、いかに異所性脂肪が起こす悪影響が深刻なものであるかが解ります。

 

 

3.筋肉につく異所性脂肪は

3-1.脂肪筋

臓器以外、筋肉にも異所性脂肪は蓄積されます。脂肪のついてしまった筋肉は“脂肪筋”と呼ばれ、体型に関係なく、生活習慣や食生活が影響して蓄積されてゆきます。筋肉に異所性脂肪が溜まると慢性の炎症を起したり、インスリンの働きが悪くなってしまいます。

インスリンは膵臓から出る体内ホルモンのひとつ。体内に摂りいれられた糖分は血糖に変換され、インスリンの働きによってエネルギーとして消費され、余ったものを蓄え、たんぱく質の合成や細胞の増殖を促します。食後に増加した血糖はインスリンによって一定量に保たれます。インスリンが減少するか働きが鈍くなると、血糖値を下げられなくなった状態が続き(高血糖)、太りやすい体質に変わり、糖尿病の原因になります。

 

3-2.IMCI(筋細胞内脂肪)とEMCL(筋細胞外脂肪)

筋肉につく異所性細胞は骨格筋細胞の内部に存在しインスリンの働きに大きく関係するIMCL(筋細胞内脂肪)と、筋繊維間脂肪細胞として存在するEMCL(筋細胞外脂肪)に分かれます。

筋細胞内脂肪はアスリートに多く存在するといわれ、有酸素運動を行う際のエネルギーとして利用される脂肪です。

これに対して、筋細胞外脂肪は肥満や運動不足が原因して生じる可能性が大きく、体型の弛みサルコペニアなどの症状につながります。また、筋力低下の原因になったり、筋肉への栄養供給を妨げる厄介な存在になってしまいます。

 

 

4.異所性脂肪の存在を測るには

異所性脂肪は溜まっていることに気付かないから厄介です。意識しないままに、体内の主な臓器に蓄積して、活動を阻害しているかもしれません。その存在を測定するにはCTスキャンやMR検査を行うことになりますが、比較的簡単に大まかな存在を測る方法として健康診断検診があります。中性脂肪値、LDLコレステロール値、ALT、GOT、GPT、などの数値が正常値を超えていた場合は異所性脂肪の存在に注意が必要です。

脂肪肝は肝臓に異所性脂肪が蓄積されていることの意味。脂肪肝の人は膵臓にも脂肪が蓄積している“脂肪膵”を併発している可能性が高いといわれています。

その他、筋力の衰えを感じる、体重が増えていないのにズボンがきつくなった、食生活が不規則な人、運動不足など、異所性脂肪を溜めやすいといわれ、注意が必要です。

 

 

5.異所性脂肪の減らし方

知らず知らずの内に蓄積し、深刻な病気の原因となる異所性脂肪。しかし、その対策は意外と簡単、短期間で大きく改善できるといわれています。

蓄積されてしまう原因は運動不足と暴飲暴食。生活習慣の見直しがその改善策です。

 

5-1.まず、偏った食生活の見直し

糖分、脂分の多い食生活は改善が必要です。主食も脂肪分の少ない赤みの肉を摂り、魚介類や野菜・果物などを意識して摂取してください。飲酒も量やおつまみにも要注意です。日頃から栄養バランスの良い食生活を心がけてください。

 

5-2.そして、適度な運動

成人男性に推奨される1日の運動量は時間にして約20分。ジョギングなど朝夕の有酸素運動や、身近なところでは通勤時の徒歩や階段の上り下りなど、意識して身体を動かすように心がけてください。

異所性脂肪の特徴として、簡単に溜まりやすいけれど簡単に減らせるところがあげられます。ごく短期間の運動をするだけで改善されることがわかっています。

 

 

6.まとめ

知らず知らずの内に溜め込んでしまっているかもしてない異所性脂肪。重い病気の原因となるにもかかわらず、見た目で判断できないところが厄介です。ただ、ほんの少しの気遣いがその対策になるのが朗報。けれど、つまりは太ること以上にいかに不規則な生活が健康を阻害しているかが理解できます。しかしながら、簡単に言う「生活習慣の改善」が実はなかなか難しいところではあります。

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