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ご飯を冷やせばカロリーOFF？レジスタントスターチって何？

どんなおかずにも合う白ご飯は、ダイエット中でも無性に食べたくなりますよね。でも、カロリーや糖質が気になって食べられない…という方も多いのではないでしょうか？でも、白ご飯を冷やして食べればカロリーを抑えることが出来るんです！今回は、ご飯を冷やしたら、なぜカロリーオフになるのか、どのくらいカロリーがカットされるかなどについて詳しくご紹介いたします。

1.ご飯を冷やすとなぜ痩せる？

1-1.ご飯を冷やすとカロリーオフになる仕組みとは？

レジスタントスターチ(難消化性デンプン)

ご飯を冷やして食べるとカロリーオフになる訳は、お米のでんぷん質にあります！このでんぷんは炭水化物の糖質ですので、太る原因と言われています。しかし、ご飯を冷やすと、でんぷんがレジスタントスターチという難消化性デンプンへと変化します。

通常のでんぷんのカロリーは1g4kcalなのに対し、レジスタントスターチのカロリー1g2kcalと半分になります。そのため、ダイエット中にどうしても白ご飯が食べたくなったら冷やして食べるのがおすすめです！ただし、茶碗1杯のご飯のでんぷん全てがレジスタントスターチへ変化するわけではありませんので、食べ過ぎには注意が必要です。

1-2.レジスタントスターチへ変化する割合

約20％がレジスタントスターチに変化するという研究があります。ここで、ご飯一膳(160g)分を冷ご飯にした場合、どの程度のカロリーオフになるのか計算してみました。

計算結果

白米一膳(160g)：269キロカロリー

冷やご飯(160g)：242キロカロリー

269キロカロリーのご飯一膳を冷やすと、20%分のカロリーが半分になるので、27キロカロリー節約できました。およそ10%のカロリーオフです。

「なんだ、たかが27キロカロリーか…。」と思ったそこのあなた！塵も積もれば山となります。1日20キロカロリーが積み上がれば、1年で体脂肪1キロ分のカロリーになります。たかが27キロカロリー、されど27キロカロリーです。

1日に20キロカロリー減らせば、1年で体脂肪が1キロ減る。

こういったように、少しの工夫で少しだけ摂取カロリーを抑えたり、逆に消費カロリーを少しだけ増やしたりすることで痩せていく「スモールチェンジ」という考え方があります。ぜひご一読下さい。

三日坊主必見！挫折せずに着実に痩せられる「スモールチェンジ」

1-2.レジスタントスターチ（難消化性デンプン）の効果とは？

レジスタントスターチはカロリーを抑えられるだけではなく、糖や脂肪の吸収を抑えて空腹を感じにくくする効果があるとされています。そのため、ダイエット中の方にはぴったりの食材なんです！冷えたご飯は温かいご飯に比べて少し硬いですよね？そのため、噛む回数が増えて満腹中枢が刺激され、更にダイエット効果をアップさせることにつながります。その他、腸内環境を整える効果も期待出来るなど、冷やしご飯にはメリットがたくさんあります。

2.冷やしご飯ダイエットがおすすめな理由

2-1.冷やしご飯ダイエットは誰でも気軽に始められる

冷やしご飯ダイエットは、その名の通りご飯を冷やして食べるだけのダイエットですので手間がほとんどかかりません。お米、炊飯器、冷蔵庫など、どの家庭にもある道具だけで始められるダイエットですので、いつでも気軽に始められます！

2-2.コスパ最高！

冷やしご飯ダイエットは、家にあるもので始められるコスパ最高のダイエットです。今までに置き換えダイエットのための食品やジムの会費などにたくさんお金を払ってきた…という方も多いのではないでしょうか？冷やしご飯ダイエットは、特別な道具や食材などを揃える必要がありませんので、無駄な出費を抑えることが出来ます。

2-3.我慢せずに痩せられる

ダイエットのためにご飯を我慢している方も多いのではないでしょうか？食べたいものを我慢し過ぎるとストレスになってしまい、ドカ食いやリバウンドの原因となってしまう場合があります。冷やしご飯ダイエットなら、ダイエットの敵とされていた白ご飯を食べることが出来ます。ご飯を我慢しておかずを食べ過ぎてしまったり、ついつい間食が増えて体重が増えてしまった…という失敗も無くなります。白ご飯ダイエットで、ストレスを溜めずに食べながら健康的に痩せましょう！