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2017.12.15  2017.06.15 体内にある脂肪の種類は?正しく理解して身体に不要な脂肪を撃退!

photo by Tony Alter

メタボの大きな原因のひとつと言われている「脂肪」。ダイエッターの目の敵ですよね。でも実は「脂肪」とひと口で言っても、人の体内には何種類もの「脂肪」が存在しています。今回はこの「脂肪」の正体を明らかにし、どのようにしたら「身体に不要な脂肪」を撃退することができるかを考えてみましょう。

1.摂取した脂肪の消化吸収経路

まず手始めに、「体内に巣くってしまった脂肪の撃退方法」を探るため、その性質を明確にしていきましょう。

 

1-1.乳化→分解→吸収

基本的に人は、食事から脂肪を体内に吸収していきます。肉や揚げ物などに含まれている脂肪の多くは「中性脂肪」という化学的に安定した形をしていますが、このままでは消化吸収できないので、体内に入った脂肪は十二指腸で胆汁によって乳化され、膵臓にあるリパーゼという消化酵素で「脂肪酸」と「モノグリセリド」などに分解されます。その後、最終的に小腸の壁にある柔毛から体内に吸収され身体を動かすエネルギー源となります。

単語説明:「乳化」

水と油のように、本来混じり合わない物質が混じり合う現象

 

1-2.脂質の過剰摂取

このように見てくると、脂肪分の摂取は身体に悪いどころかエネルギー源となっているので積極的に行うべきものと思えますが、問題はその摂取量が過剰になった場合です。

栄養素の中には過剰に摂取されると体外に排出されているものもありますが、脂肪の場合はいざという時のエネルギー源となるために余っても体内に蓄えられます。これが皮下脂肪や内臓脂肪というものです。

また脂肪は、細胞膜や胆汁酸の原料になったり体内でビタミンDと結合したりしますので血液中に溶けて常に全身を巡っています。そこで活躍するのが「コレステロール」です。全身に脂肪を巡らせる作用をするのが「LDL(悪玉)コレステロール」で、血液内に余った脂肪を回収する作用をするのが「HDL(善玉)コレステロール」です。このふたつのコレステロールの作用のバランスを崩してしまうのが、過剰な「中性脂肪」なのです。

 

1-3.リン脂質

さらに体内にある脂肪で忘れてはならないのが「リン脂質」です。これは身体の細胞を作っている主な成分で、脳で情報を交換する役割を持つシナプスでの伝達物質「アセチルコリン」の原料ともなる大切な成分です。このような「リン脂質」ですが、これは日常的に摂取する食品の多くに含まれていて不足することはありませんが、多くの加工食品にも使われていますので逆に過剰摂取のせいで健康に害を及ぼす場合が問題となってきています。

 

1-4.主な脂肪の種類

以上のように、人の体内には「脂肪酸」「中性脂肪」「コレステロール」「リン脂質」が主な脂肪として存在していますが、それぞれの役割をもう少し細かく見てみましょう。

1.脂肪酸

2.中性脂肪

3.コレステロール

4.リン脂質

 

 

2.「脂肪酸」の役割は?

食事で食べる肉類の中に含まれている脂肪は「脂肪酸」と「モノグリセリド」に分解されて体内に吸収され、エネルギー源として働くという重要な役割を持っています。

その「脂肪酸」が最近注目を浴びるようになった原因のひとつに、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」がダイエットに大きく関係するということが判明してきたからではないでしょうか?

それぞれについて、その性質を見てみましょう。

 

2-1.飽和脂肪酸

飽和脂肪酸が多く含まれているのは、主に乳製品や肉類などの動物性の脂肪の中です。ついつい日常的に摂取してしまう食品ですが、過剰な脂肪分の摂取はその運び屋である「LDL(悪玉)コレステロール」の増加を招いてしまい、血液がドロドロとした状態になってしまいます。その結果、血管の壁が傷つけられたり血管の内側が狭くなったりして、動脈の血管の壁が硬くなってしまう「動脈硬化」を招く原因となるのです。

 

2-2.不飽和脂肪酸

一方不飽和脂肪酸は、主に植物や魚類などの脂肪分の中に多く含まれています。飽和脂肪酸と同様身体のエネルギー源となるものですが、重要な事は不飽和脂肪酸の中には人が生きていくために必須の成分である「必須脂肪酸」が含まれていることです。さらにこれらの成分は身体の中で生成することができないので、コンスタントに外部から摂取する、つまり食品から摂り続けなければなりません。植物油であるオリーブオイルやエゴマ油などや青魚などを積極的に食事の中に取り入れていく必要があります。

重要!

不飽和脂肪酸には血液内に増えすぎた「LDL(悪玉)コレステロール」を減らす作用があり、その結果、動脈硬化を予防して心筋梗塞や脳卒中などのリスクを減らしたり、さらにはアレルギー性鼻炎を改善したり、骨密度をアップさせたり、認知症の進行を緩やかにしたりなど、さまざまな健康効果が報告されています。

 

 

3.「中性脂肪」の役割は?

「中性脂肪」は、砂糖や炭水化物の糖質と動物性脂肪を原料として肝臓で作られる脂肪分です。これも身体のエネルギー源として働いていますが、貯蔵用のエネルギーという点に注目しなければなりません。

 

3-1.脂肪の貯蔵と放出

体内に使いきれないほどの脂肪分が入ってくると、肝臓はいざという時のためにその余った分を中性脂肪の形に変えて皮下脂肪や内臓脂肪として、あるいは肝臓そのものに貯蔵しておきます。そして、摂取したエネルギーの量が少なかったり激しい運動などをしたりした場合に、不足したエネルギーを補うために放出されるのです。

 

3-2.脂肪肝や動脈硬化の原因

このバランスがうまく取れていると良いのですが、摂取するエネルギー源の割に使うエネルギー源が少ないと、体内に蓄えられる中性脂肪が増えていき肥満になっていきます。肝臓で中性脂肪を取り込み過ぎると「脂肪肝」という肝臓の細胞が脂肪でパンパンになった状態になり、肝臓の機能が次第に衰えていきます。また血液中に中性脂肪が多くなりすぎると、その運搬役であるLDL(悪玉)コレステロールがどんどん増えて、逆に余った中性脂肪を回収するためのHDL(善玉)コレステロールが不足してしまい、これが続くと動脈硬化などの重大な病気を引き起こす原因ともなります。

 

 

4.「コレステロール」の役割は?

「コレステロール」は体内にある脂肪の一種で、そのほとんどは主に肝臓で合成されていて、血液中に溶け込んで全身を巡り、全身の細胞の細胞膜の再生に必要な材料となっています。また、女性ホルモンや男性ホルモン、そして副腎皮質ホルモンなどの生成の際にも必要な材料となっています。

 

4-1.総コレステロール値と脳卒中・心筋梗塞

このように身体に非常に大切な成分であるコレステロールですが、大切な成分だからと言ってむやみに増やしてはいけません。HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールの両方の値を合わせた「総コレステロール値」が基準値をオーバーすると血液内に多くの脂肪分が入ってしまった「高脂血症」と診断され、そのまま放置すると脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性があるとして治療を始めなければならなくなります。

 

4-2.善玉と悪玉のバランスが大事

さらにはこれまで何度も触れてきたようにHDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールのバランスも非常に大切です。この2種類のコレステロールの働きで全身に脂肪分を配り余った物を回収するというシステムが出来上がっていますので、HDL>LDLという形が健康を維持するうえで大切になってきます。

 

 

5.「リン脂質」の役割は?

「リン脂質」は、コレステロールと共に細胞膜の主要な成分になったり、体内のシグナル伝達に重要な役割を果たしています。そのためリン脂質が不足すると、細胞膜が正しく作られなくなったり、情報伝達にも支障がでてきて判断力や記憶力が低下することもあります。さらにLDL(悪玉)コレステロールが増える原因ともなり、これが動脈硬化などの重大な疾患を引き起こすことにもつながります。

 

5-1.マヨネーズのとりすぎは腎機能の低下を招く

ですからリン脂質を摂取することは必要なことですが、実はリン脂質には「水になじむ部分と水をはじく部分を持つ両親媒性」という性質があるため、この性質を使って乳化剤という食品添加物が作られ多くの加工食品に含まれていてマヨネーズなどがその代表です。長期に渡ってこのような食品を摂取し続けると、腎機能の低下や副甲状腺機能の亢進、さらにはカルシウム吸収の抑制が起こることがわかっていますので、このような加工食品の摂取には注意が必要となります。

 

 

6.まとめ

このように見てくると、中性脂肪などの脂肪分は身体に非常に大切な成分であるけれども、過剰になった場合に要注意だということがわかってきます。

 

6-1.人間は本能的に溜め込む

人が現代社会のように飽食の時代を迎えたのは、ここほんの数十年の話です。それまで人の身体は「飢餓」との戦いでした。そのために使わない脂肪分が少しでもあると、いざという時のためにすぐに貯め込んでしまうという機能が備わっているのです。

ところが現代社会では、食料を得るために動かなくても、そして24時間いつでも食料が手に入る時代になってしまいました。それでも身体は一生懸命余った脂肪分を蓄えていきますので、どうしても身体に負担になっていくことは避けることができなくなっています。

 

6-2.食事管理+運動が一番の近道

身体に溜まってしまった脂肪分を減らし健康的な身体に戻すためには、まずは食事の摂取量を減らし、加えて運動をすることで燃焼させていくことが、遠回りのようですがいちばんの近道だと言えるでしょう。

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