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筋トレの「カットを出す」「カットを作る」ってどういう意味?

ボディビルダーたちが「大きいね~」「キレてるね~」と言っているイメージを持っている人は多いでしょう。この「大きい」というのは筋肉が大きいということで、「キレてる」とは筋繊維が浮き上がっているという意味です。つまり「キレてる」=「カットが出ている」ということです。

1.カットを出すとは脂肪を落とすこと

「カットを出す」「カットを作る」とは脂肪を落として筋繊維を浮き上がらせることです。もちろんそもそも筋肉がなければカットを出してもただのガリガリになってしまうのですが、筋肉がある前提で脂肪を落としていけば、筋肉が見えてカットを出すことになります。カットを出すというのはあまり一般用語ではなく、ボディビルダーやフィジークをやっている人が主に使う用語でしょう。最後の仕上げとしてカットを出します

 

1-1.脂肪はカラダを保護する役目がある

ボディビルダーなどはコンテストの際には体脂肪が極端に少なく筋繊維が剥き出しですが、普段からそのような体をしているわけではありません。普段はある程度脂肪を体に蓄えており、体を保護しています。体脂肪がまったくない状態は風邪をひきやすいですし、その状態で筋肥大するのは難しいからです。

 

 

2.増量期と減量期

一般的に筋トレを行うのであれば、増量期がメインです。炭水化物、タンパク質を中心にオーバーカロリーの状態に持っていき、筋トレを行っていく状態です。筋肉量を増やして体重が増えなければマッチョにはならないので、筋トレと言えば筋肉を増やして体重を増やす作業です。しかし、オーバーカロリーにしていると体重が増える際に筋肉と一緒にある程度脂肪も身に付きます。ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツや、力士は意図的に脂肪を蓄えています。脂肪がクッションの役割を果たしますし、エネルギーにもなるので必要だからということですね。

ボディビルダーの場合は増量期は筋肉と一緒に脂肪を蓄えていますが、減量期に筋肉をなるべく減らさずに脂肪だけを落としていきます。大きい体であると同時に、筋繊維が見える体脂肪率の少ない体でなければならないからです。

 

 

3.カットを出すのは簡単

一流のボディビルダーなどは、カットを出すことにまったく苦労しません。カットにこだわって体脂肪率を1%台などにするには苦労するかもしれませんが、3%程度であればそれほど苦労しません。ある程度食事制限しながら無酸素運動をするだけで、容易に体脂肪を燃焼させます。

ボディビルダーは筋肉量が多く代謝が活発なので、食事量を減らして筋トレを行えばすぐに脂肪を燃焼してしまうからです。普段は多少脂肪が増えても筋肉量を増やす必要があるので、かなりオーバーカロリーの状態にしています。無理やりにでも食べている状態なので、それを辞めれば筋肉もやせ細り、脂肪も燃焼します。そのため、増量期になるべく筋肉を肥大化させておき、コンテストに合わせて食事を減らして脂肪を燃焼させます。減量期に筋肉量が減るのは仕方がないので、それまでになるべく筋肉を大きくしておくという発想です。

 

 

4.筋肉を大きくするのが大変

4-1.筋肥大していれば脂肪燃焼は非常に簡単

上述の通り、筋肥大していれば脂肪燃焼は非常に簡単です。普段の筋トレをしながら食事を普通の人と同じくらいにすれば勝手に脂肪は燃焼します。むしろ増量期の食事の方が圧倒的に大変なので、減量期はしんどいどころか快適とも言えるでしょう。もちろん筋肉量が少ないボディビルダーは減量も大変です。代謝が低く筋肉量が少ないので、なかなかカットが出てこないということですね。しかももともと少ない筋肉がカットを出すためにさらに落ちてしまうので、悪循環です。

 

4-2.増量期でいかに筋肉を大きくできるか

つまり、増量期に筋肉を大きくしていれば減量期の脂肪燃焼が簡単で、逆に増量期に筋肉を大きくできていないと、減量する際に脂肪を燃焼する筋肉も足りなくなるということです。そのため過度な食事制限をしなければ脂肪が燃焼せず、その結果筋肉もどんどん落ちていきます。

筋肉の大きい人は減量がスムーズで大きい筋肉を維持できて、筋肉の小さい人は減量に苦しんで少ない筋肉がさらに落ちていくというわけです。

 

4-3.筋肥大が最優先

このことからも、まずは筋肉の肥大化が重要で、最終的にカットを出すためにも筋肥大に専念すべきということでしょう。同じ脂肪量でも筋肉量が多ければ相対的に体脂肪率が下がって筋肉質に見えます。筋トレ初心者の場合はカットを考える前にとにかく筋肉を大きくした方が最終的に体型のコントロールが簡単になります。もちろん細マッチョを目指すのであれば最初からカットを出すことになりますが、筋肉も一緒に落ちて単にガリガリになる可能性が高いでしょう。

 

 

5.まとめ

「カットを出す」「カットを作る」とは脂肪燃焼して筋繊維を出すという意味で、土台となる筋肉がないと成立しないということでした。筋肥大さえしていればカットを出すのは簡単ですが、その筋肥大が難しいということですね。また筋肥大している際には脂肪も一緒に付きますが、筋肉が大きくなっていくと、食事が追い付かずに勝手に減量期のようになるケースが多いです。つまり、とにかく筋肥大を狙っていけば、そのうち摂取カロリーが追い付かずに勝手に減量期に入るということです。

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