朝シャワーでばっちり目覚めて体もシャキッと!
皆さん、シャワーを浴びるのは朝派ですか?それとも夜派?朝にシャワーを浴びると、目が覚めてシャキッとしますよね。でも、朝シャワーには実際にどんな効果が分からないため、シャワーよりも睡眠を選んでしまう方も多いのではないでしょうか?今回は、朝シャワーのメリットやデメリットについて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.朝シャワーのメリット
1-1.朝シャワーで交感神経が刺激され、シャキッと目が覚める!
朝、シャワーを浴びたらスッキリしますよね。これには、理由があるのです。人間には、交感神経と副交感神経で成り立つ自律神経というものがあります。人がリラックスしている状態の時には副交感神経が活発になり、仕事中や体を動かしている時などには交感神経が活発になります。朝シャワーを浴びることによって、交感神経が刺激されます。そのため、副交感神経が活発になっていたリラックス状態から交感神経が活発になる活動状態へと切り替わるため、シャキッと目が覚めるのです。
1-2.ダイエット効果が期待できる
朝シャワーを浴びることによって、体が温まって代謝が上がり、ダイエット効果につながります。寝ている間は体温が低下してしまいますが、朝シャワーを浴びることで体温が上昇します。それが血行促進につながり、脂肪を燃焼させる効果も期待できます。また、朝シャワーは冷え性予防にも効果的です。
1-3.体臭を予防できる
寝ている間はコップ1杯もの汗をかくと言われていますよね。特に暑い日は、朝起きると体が汗でびっしょり!という経験がある方も多いのではないでしょうか?朝シャワーをすることによって、寝ている間にかいた汗を洗い流し、気になる体臭を予防することが出来ます。体臭だけではなく、頭の皮脂の臭いを抑える効果もあります。体臭や頭の臭いが気になる方は、ぜひ朝シャワーを試してみてくださいね。
2.朝シャワーのデメリット
2-1.急な温度変化による危険性
朝、シャワーを浴びる時に、突然熱いシャワーを体にかけてしまうと、急激な温度変化で血圧が一気に上下してしまいます。これは、ヒートショック現象と呼ばれ、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を引き起こしてしまう危険性があります。特に寒い冬は、ヒートテック現象を引き起こす危険性が高くなります。こうした危険性を防ぐためには、朝シャワーを浴びる前に浴室を温めたり、体を少し温めてからシャワーを浴びるように心がけましょう。
2-2.頭皮へのダメージ
頭皮の皮脂膜はシャンプーで頭を洗うことによって薄くなってしまいますが、時間が経つとまた薄い皮脂膜が作られていきます。シャンプーで頭を洗った後の皮脂膜が薄い状態は、紫外線の影響を受けやすくなっており、この状態で外出すると薄毛や抜け毛の原因につながってしまいます。薄毛や抜け毛を予防するには、紫外線対策が必要です。朝シャンプーして外出する場合は、帽子や日傘を使用するように心がけましょう。
朝シャワーでの頭皮へのダメージの原因は、紫外線の他にもシャンプーのすすぎ残しや洗い残しなどがあります。忙しい朝は、ついついすすぎが適当になってしまいがちですが、しっかりと汚れを落とさないと頭皮湿疹、フケ、かゆみなどのトラブルを引き起こしてしまいます。
また、夜も朝も頭をシャンプーで洗っている場合は、皮脂を落とし過ぎて頭皮が乾燥しやすくなっています。頭皮へのダメージが気になる方は、シャンプーするのは夜だけもしくは朝だけの1日1回にするのがおすすめです。
3.効果的な朝シャワーの方法とは?
先ほどもご紹介した通り、朝シャワーにはダイエット効果や冷え性予防効果が期待できます。それらの効果をより高めるためのポイントは3つあります。
朝シャワーのポイント3つ
1.シャワー温度は41℃
2.シャワーを当てる位置は首の後から背中
3.シャワーの水量は強め
まず、1つめはシャワーの温度を高めに設定することです。41℃くらいを目安にすると良いでしょう。ただし、お湯が熱過ぎる場合はヒートショック現象を起こしてしまう可能性がありますので、注意が必要です。最初から熱い温度に設定するのではなく、まずはぬるめに設定して、足先からゆっくりとシャワーのお湯をかけていき、体が慣れてきてから熱めに設定しましょう。
2つめのポイントは、シャワーをあてる位置です。首の後ろから肩、背中にかけて約4分間シャワーを浴びると、交感神経が刺激されて、スッキリとした目覚めを体感できます。
3つめは、シャワーの水流を強めに設定することです。首の後ろを重点的に勢いよくたっぷりとお湯をかけるようにシャワーを浴びましょう。
5.まとめ
朝シャワーのメリットとデメリットをご紹介してきました。シャキッと目覚めることが出来たり、ダイエット効果が期待出来たりと、メリットが多い朝シャワーですが、病気のリスクや薄毛の原因になるなどのデメリットもあるため注意が必要です。今回、デメリットでご紹介した注意点などをしっかりと守って、朝シャワーライフを楽しんでみてくださいね。