目安は20分!昼寝のメリット・デメリット
昼食後の昼寝は、最高に気持ち良いですよね。昼寝をした後は頭がすっきりするという方もいれば、余計に眠気が増すという方も。結局、昼寝って体に良いの?と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、昼寝のメリットとデメリットを徹底的に調査してみました。
1.目安は20分?昼寝に最適な時間とは
お昼ご飯を食べた後は、眠たくなってしまいますよね!昼寝に最適な時間は、昼食後の一番眠たくなる時間帯14:00~16:00の間で、20分を目安にするのが良いとされています。ちゃんと20分後に起きられるか心配…という方は、昼寝の前にコーヒーや紅茶などカフェイン入りのドリンクを飲んでから寝るのがおすすめです。また、深い眠りに入ってしまうと昼寝後にボーっとしてしまいますので、横にならずに座った状態で眠るようにしましょう。
昼寝をすることによって得られるメリットはたくさんあります。ただし、20分を超えてしまうと夜に寝られなくなってしまったり熟睡することが出来なくなってしまう場合がありますので、アラームをセットしておくと安心です。
2.昼寝のメリットについて
2-1.集中力アップ!
昼食後に20分間昼寝をするだけで、寝不足や眠気を解消することができ、午後からの集中力が一気に高まります。昼寝は脳を休ませ、低下していた集中力を回復させます。そのため、記憶力や学習能力もアップします。また、集中力が高まることで、仕事の生産性もアップすると言われています。
2-2.リフレッシュ効果
昼寝をすると頭がすっきりするという方が多いのには、昼寝にはリフレッシュ効果があるからなのです。昼寝をすることによって、午後から脳の情報処理能力が低下することなく、一定のレベルに保つことができます。
2-3.ストレス解消効果
睡眠不足の時は、イライラしてしまう方も多いのではないでしょうか?睡眠にはストレス解消効果や体を癒す効果があると言われています。昼の20分間の睡眠の効果は、夜の睡眠の3倍になるとされています。そのため、昼寝をすることで睡眠不足を解消し、イライラや不安などを抑えられることが期待できます。
2-4.心臓病やアルツハイマーなどの病気にかかるリスク低下
海外で行われた検証の結果、昼寝をする人は、昼寝をしない人に比べて心臓病やアルツハイマーなどの病気にかかるリスクが減少していると報告されています。
3.昼寝のデメリットについて
3-1.頭がボーっとして、集中できなくなる
20分間の昼寝は、集中力を高め、病気にかかるリスクを低下させるなどのメリットがたくさん!と、ご紹介してきましたが、昼寝の時間が30分以上になると、デメリットが生まれてしまいます。30分以上昼寝をすると、体がダルくなり頭がボーっとしてしまって、逆に集中力が低下してしまいます。20分を目安に昼寝をすることが大切です。
3-2.夜眠れなくなり、睡眠バランスが崩れる
昼寝をする際に深く眠ってしまうと、20分の昼寝であっても夜に寝付きが悪くなってしまうことがあります。夜に眠れなくなってしまうのを防ぐためには、横になって寝るのではなく、椅子やソファなどに座りながら寝たり、昼寝前にカフェインをとるようにしましょう。
3-3.1時間以上の昼寝は危険!?
20分の昼寝は、心臓病やアルツハイマーなどの病気にかかるリスクを低下させてくれる効果がありますが、昼寝が1時間以上になってしまうと心筋梗塞や脳梗塞などで死亡してしまうリスクが高くなってしまいます。脳梗塞や心筋梗塞による死亡危険率を高めてしまわないためにも、昼はしっかり20分という睡眠時間を守ることが大切です。
4.昼寝をするコツ
4-1.眠りにつけなくても大丈夫!目を閉じるだけで昼寝の効果が期待できます。
昼寝の習慣がついていない方は、昼に寝ようと思っても、なかなか寝付けないかもしれません。しかし、目を閉じるだけでも脳や目の疲労回復効果や睡眠効果は得られると言われています。最初は20分間目を閉じることから始めてみるのもおすすめです。お昼の休憩の20分間は昼寝の時間と決めて、昼寝を習慣化させましょう。
4-2.昼寝グッズを活用する
部屋が明るかったり、椅子が硬くてなかなか昼寝ができないという方は、アイマスクやクッションなどの昼寝グッズを活用するのがおすすめです。音が気になる方は、イヤホンでリラックス効果のある音楽を聴きながら眠るのも良いですよね。昼寝グッズを使用すれば、狭い休憩スペースでも快適に過ごすことが出来ますので、ぜひ試してみてくださいね。
5.まとめ
昼寝のメリットとデメリットについてご紹介してきました。昼寝の時間は長ければ良いという訳ではなく、20分を目安に質の良い昼寝をすることが大切です。しっかりと注意点を抑えて昼寝をすれば、疲労回復や病気リスク低下などさまざまな効果が期待できます。昼寝する習慣をつけて、毎日元気に過ごしましょう!