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年をとると早起きになる理由を調べてみた

若い頃は寝ても寝ても寝足りなかったのに、年をとったら早起きになったという話をよく耳にします。昔は早起きが苦痛で仕方なかったのに、この頃はいつも早く起き出してくる…なぜお年寄りは早起きが多いのでしょうか?

1.人間には「睡眠力」がある

人間には「睡眠力」があって、加齢によってその睡眠力が衰えるという説があります。加齢による自然現象と言えます。年をとると睡眠力が衰えるのは、脳の老化生活習慣の変化が原因だと言います。

 

1-1.年を取ると身体を動かさなくなる

実際、人間の睡眠時間は加齢によって「減っていく」のが普通です。その理由としては、年をとるとあまり身体を動かさなくなるので、当然消費エネルギーも減少します。エネルギーが体内から減らないのであまり休む必要もありません。だから短い睡眠時間でも平気になるのです。

 

1-2.質の良い睡眠を確保するためには?

ですから「年をとっても質の良い睡眠をとりたい。」と願うのであれば、運動量を減らさない工夫が求められます。日が沈むころには“ああ、疲れた”という疲労感がある方が望ましいです。そして太陽の光を浴びることも大事です。夕方からウォーキングに励むお年寄りも大勢いますが、寝つきをよくするのに効果的です。若かりし日々は身体的な疲れを癒すために寝ていた人も、年をとるにしたがって、寝つきをよくするために運動量を確保する…という風に目的と方法が逆転します。

 

 

2.脳の老化と睡眠時間の関係

年をとると夜中に何回も目が覚めたり、かすかな物音で目が覚めたりします。睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」と呼ばれる2つのタイプがあり、ノンレム睡眠には眠りの深さによって4つの段階があります。40歳を境に「メラトニン」と呼ばれるホルモンの分泌量が減って、ノンレム睡眠の時間も減ることもよく知られています。

 

2-1.加齢によって寝起きが楽になる

年をとると脳も老化して、ノンレム睡眠のもっとも深い睡眠(第3~4段階)があまり現れなくなり、代わりに浅いレベル(第1~2段階)が長くなる傾向があります。「寝起きが辛い…」というのは深い睡眠中に起こされるから辛いので、浅い睡眠の場合はそれほど辛くありません。年をとると睡眠が浅くなるので、早起きが苦痛でなくなります。

 

2-2.ぬるめのお湯に長くつかるとよい

加齢によって睡眠が浅くなった…こういう時には、身体だけでもゆったりとリラックスした状態で就寝するとよいでしょう。体温が一度上がって下がった時に眠気がやってきますから、就寝前にぬるめの湯につかると効果的です。就寝時間の1時間前までに38℃くらいのぬるい湯に20分ほど浸かるとリラックス効果が高いです。半身浴なら全身の血行を良くします。ただ42℃以上の熱いお湯が好きなお年寄りは要注意です。熱いお湯に入ると、血圧も心拍数も上昇するので風呂から出た直後から寝つきが悪くなります。

 

 

3.年をとると「早寝派」が増える

年をとると生活習慣が変化し、就寝時間も早めになる人が多いようです。若い人はネットやゲームやその他の娯楽で夜更かしすることが楽しみですが、年をとるとそういう娯楽を楽しめなくなり、さっさと寝てしまうのです。就寝時間が早いので起き出してくるのも早くなります。加齢によって浅い眠りしかとれないのでますますすぐに布団から出てくることになる…という説。

 

3-1.昼寝の効用

年をとるにしたがって“夜更かしが辛くなってくる”という人もいます。「睡眠力」とは別に「覚醒力」もあり、覚醒した状態をキープする力が年をとると衰えてくるのです。昼食をとりおえた午後1時から3時ごろの間に、20~30分程度の昼寝をすることがおすすめです。昼寝が習慣化すれば、睡眠の浅さをカバーすることができます。しかし昼寝は30分以下にしないと夜間に寝入りづらくなりますのでご注意を。

 

 

4.年をとると「体内時計」が変化する

人間には「体内時計」がありますが、年をとると体内時計のリズムが狂いがちになり、早い方に前倒しになる傾向があると言われます。人間の体内時計を働かせるのに必要なたんぱく質が、お年寄りの場合、合成されなくなって体内時計が狂いがちになるのです。

若い頃は1日24時間のリズムで働いていた体内時計が、60歳を境に働きが弱くなるというのです。お年寄りの脳だけ24時間のサイクルで活性化する遺伝子も存在するそうですから、年をとると若い頃使っていた体内時計がお払い箱になって別の時計を使い始めるようになるイメージです。

 

 

5.まとめ

年をとると早起きになる理由ですが、加齢によって遺伝子レベルで変化が現れるという事情もあるようです。誰にでも起こることですので病気ではありませんが、睡眠の質を向上させるにはいくつか生活に工夫が必要です。

1日10分からでも日光浴すること、ランチを食べたら昼寝をとること、運動量をなるべく減らさないようにすること、ぬるいお湯に長めに浸かること…など、今日からでも出来ることがあれば気軽に始めましょう。

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