国内で人気があるハーフマラソンの大会5選まとめ
上級者でなくてもチャレンジが可能な、国内で人気のハーフマラソンのある大会を厳選して5つ紹介しています。開催地はもちろんのこと、それぞれコースや大会の特長が異なるので、この中から希望にあったものをえらんで挑戦してみてはいかがでしょうか。
1.山中湖ロードレース
ポイント
・富士五湖の山中湖で開催
・富士山を見ながら
・人気があるので混む
・初心者向け
・レース後の豚汁サービス
富士五湖の1つ、標高1,000mの山中湖で行われるマラソン大会。うつくしい富士山の姿を見ながら山中湖の周囲を心地よく走れる大会です。人気があり、全国から1万人を超えるランナーが集まります。コースは比較的アップダウンが少なく、制限時間は2時間45分とハーフマラソンとしては長めなので、初心者の方でも無理なくチャレンジできるでしょう。レース後に無料でふるまわれる、新鮮野菜たっぷりの豚汁も人気です。
ただ、人気が高く参加人数が多い分、トイレが混雑したり、特にスタート直後しばらくは他のランナーと距離が近く走り辛かったりする点は注意が必要です。またマラソン大会が行われる時期は、新緑があざやかな5月。木陰など涼しいスポットがあるものの、晴れると若干の暑さを感じるかもしれません。
開催月 |
5月 |
スタート地点 |
山中湖村役場前交差点 |
フィニッシュ地点 |
山中湖中学校 |
参加費用 |
5000円 |
制限時間 |
2時間45分 |
定員 |
13,000人 |
年齢制限 |
大会当日満16歳以上 |
レベル |
初級者 |
2.にしのみや甲子園ハーフマラソン
引用:サンスポマラソン
ポイント
・甲子園がスタート地点
・参加料の一部がユニセフに寄付される
・フラットで走りやすい
・中級者以上
兵庫県西宮、阪神タイガースの本拠地・甲子園をスタート地点とするマラソン大会。ユニセフによるチャリティーマラソンの草分け的な存在でもあり、参加料の一部がユニセフに寄付されています。レースを楽しむと共に、慈善事業について考えてみる良い機会になるではないでしょうか。
さてコースについて基本的にフラットで走りやすいですが、前日や当日などに雨が降るとコース内の河川敷がぬかるみとなり走りにくくなるようです。靴や靴下なども汚れる可能性があるので気を付けましょう。またコースには、一部狭い部分があり、ランナーの数も多いので接触に注意が必要です。
その上、制限時間は2時間30分と前述の山中湖ロードレースなどと比較しても長くはないので中級者以上におすすめできる大会といえます。雨さえ前後で降らなければ、フラットなコースなので自己新記録も叩き出せるかもしれません。ゴールの会場には、チャリティフードショップがあり、ソーセージ(年によって出し物が違う)などでレースで空いたお腹を満たせます。
開催月 |
11月 |
スタート地点 |
甲子園球場前 |
フィニッシュ地点 |
山中湖中学校 |
参加費用 |
4,200円 |
制限時間 |
2時間30分 |
定員 |
6,000人 |
年齢制限 |
16歳以上 |
レベル |
中級者 |
3.東京ベイ浦安シティマラソン
引用:浦安シティマラソン
ポイント
・東京ディズニーリゾートの周囲
・コースは走りやすい
・中級者向け
千葉県浦安市で行われるマラソン大会。同市にある東京ディズニーリゾートの周囲、ベイエリアを心地よく走ることができます。東日本大震災による液状化被害によってハーフの部門は一時中止されていましたが、復旧が進んだことにより2016年から再開されました。
ディズニーランドの周辺を走れたり、天気が良ければ遠くに富士山をのぞむことができたりするのも、このコースの魅力です。浦安市の大会でディズニーランドが近いだけあって、ディズニーのショーが名物になっているようです。
コースは若干上り下りはあるものの、基本的にはフラットで走りやすいでしょう。多少狭い箇所がありますが、参加人数自体が3,000人と多くはないため、他のランナーとの接触などはそれほど心配しなくてよさそうです。
ただ制限時間は2時間30分と長くはないので、どちらかといえば中級者向けになるかと思いますが、前述した通りコースは走りやすいので、初級者の方でもちょっと頑張ってトレーニングして臨めばチャレンジする価値はあるでしょう。
開催月 |
2月 |
スタート地点 |
浦安市運動公園周辺道路 |
フィニッシュ地点 |
浦安市運動公園陸上競技場 |
参加費用 |
4,000円※高校生は2,000円 |
制限時間 |
2時間30分 |
定員 |
3,000人 |
年齢制限 |
15歳以上※中学生は除く |
レベル |
中級者 |
4.尚巴志ハーフマラソン
ポイント
・アップダウンが多い
・太平洋の絶景を眺める
・制限時間が長いので初心者でもチャレンジ可能
沖縄県南城市で行われるマラソン大会。尚巴志(しょうはし)とは、15世紀に琉球を統一して王朝を気付いた王の名前です。尚巴志を生んだ南城市だけでなく沖縄県を代表するハーフマラソンの大会となっています。
こちらのコースは比較的アップダウンが多く、中でも5km地点の新里坂(しんざとびら)が最大の難所。高低差150m、距離にして1.2kmの長い上り坂で、体力が奪われること必至です。コースの前半からこのような難所があるので、体力の配分が重要になるでしょう。
ただしこの坂を超えて、ニライ橋・カナイ橋へたどり着くと、雄大な太平洋の海に神の島「久高島」が浮かぶ絶景を眺めることができます。後半戦になると道は平たんになり、住民が植えた花々にいやされながらゴールできます。
制限時間は3時間15分で、これまで紹介した大会の中で最も長いです。アップダウンがきついと想定され良いタイムは出ないかもしれませんが、初級者でものぞめる大会と考えられます。ただ、このコースにチャレンジするなら、トレーニングで長い坂を組み込んで十分に準備しておきたいですね。
開催月 |
11月 |
スタート地点 |
佐敷小学校前 |
フィニッシュ地点 |
南城市文化センター・シュガーホール |
参加費用 |
大人(19歳以上):4,000円 高校生以下(18歳以下):2,000円 ※いずれも大会開催日が基準 |
制限時間 |
3時間15分 |
定員 |
7,000人 |
年齢制限 |
高校生以上 |
レベル |
初級者 |
5.戸田マラソンin彩湖
引用:戸田マラソン公式
ポイント
・自然に包まれながら気持ちよく走れる
・スタート時間がゆっくり
・初心者向け
都心の近くとは思えぬ豊富な自然をたたえる水と緑のオアシス「彩湖・道満グリーンパーク」を走る大会。人工池・彩湖をはじめ、自然に包まれながら気持ちよく走ることができます。
最寄り駅の北戸田駅は池袋駅から電車で19分とアクセスがよいのも魅力です。駅から会場までの無料シャトルバスも充実しています。体力をなくしたくないスタート前、へとへとなレース後に、ストレスなく移動できるのはランナーにとっては大きなポイントですよね。しかもスタート時間が11:00からとゆっくりなので、早く起きる必要もありません。
コースはアップダウンがほとんどなく平坦で、しかも制限時間は3時間と長め。さらに定員が3,000人と比較少ないため、混雑が少ない上に、トイレなども充実しており快適に走れるでしょう。誘導や給水など会場スタッフに対するランナーの評判もよいです。
そのため特に初級者向けとしておすすめしたい、穴場的な大会といえます。この大会をステップとして、フルマラソンに挑戦してみるのもよいのではないでしょうか。埼玉県の大会らしく、地元のプロ野球チーム「西武ライオンズ」のマスコットキャラクター「レオ」「ライナ」が遊びに来るのも楽しみですね。
開催月 |
11月 |
スタート地点 |
彩湖・道満グリーンパーク 陸上競技場脇 |
フィニッシュ地点 |
彩湖・道満グリーンパーク 陸上競技場 |
参加費用 |
4,000円 |
制限時間 |
3時間 |
定員 |
3,000人 |
年齢制限 |
高校生以上 |
レベル |
初級者 |
6.まとめ
ここで紹介した人気の大会を含め、ハーフマラソンの大会はコースのアップダウンの多さや制限時間など特長が異なります。アクセスがよいかやそのコースを走りたいかどうか、といったことをはじめ、コースが自分のレベルに合うか、この記事を参考にお好みの大会を探してみてくださいね。