ヴィーガン男子のためにベジプロテインの味や効果を調査してみた
動物性プロテインを飲めないヴィーガン男子(完全菜食主義者)におすすめの植物性のベジプロテインというものをご存じですか?ベジプロテインにはさまざまなフレーバーがあり、カラダにうれしい効果もたくさんあるので、ヴィーガンの方でなくてもおすすめしたいプロテインです。
今回は、ベジプロテインの特徴やおすすめ商品など、詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.ベジプロテインの特徴
ベジプロテインとは植物性のプロテインで、主に
の3種類にわかれます。不足しがちなタンパク質をしっかりと補いながら筋肥大をサポートしてくれる働きがあります。プロテインは飲めないからと筋トレを諦めていたヴィーガン男子でもベジプロテインなら飲めますので、ぜひ筋トレを始めてみてはいかがでしょうか?
1-1.ライス(玄米)プロテインとは?
ライス(玄米)プロテインとはその名の通り玄米を原料としています。ライスプロテインのおすすめポイントは、玄米菜食(マクロビオティック)の方でも飲めるということです。玄米菜食は、食べ過ぎを防いだり、カロリーを抑える働きがあるため、ダイエットに効果的です。その他にも、植物由来の栄養素を摂取することもできるなどメリットがたくさんあります。
ここで、玄米菜食だと筋肉がつかないというイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?しかし、玄米菜食でもしっかりと筋肉をつけることは可能です。実際に、玄米菜食の有名プロレスラーや有名ボディビルダーの方も存在します。
逆に、ライスプロテインの短所としては穀物の独特なクセがあることが挙げられます。どうしてもクセが気になってしまう場合は、お好きな飲み物、ヨーグルト、シリアルなどに混ぜると、ほとんどクセが気にならなくなるのでおすすめです。
メリット
・玄米菜食(マクロビオティック)の方でも飲める
・食べ過ぎを防いだり、カロリーを抑える働きがある
デメリット
・味に独特なクセがある
1-2.ソイ(大豆)プロテインとは?
大豆を原料としているソイプロテインには、大豆イソフラボンが豊富に含まれています。イソフラボンと言えば、美容効果が期待できたり、女性ホルモン作用があるなど女性にうれしい栄養素と思われがちですが、実際は、女性にうれしい働きだけではなく、がん予防効果や糖尿病改善効果など男女にうれしいさまざまな効果が期待できる万能栄養素なのです。
ただし、イソフラボンを過剰に摂取してしまうと、胃腸の調子が悪くなったり、ホルモンバランスが崩れてしまうなどのリスクもあると言われています。そのため、日頃から豆腐や納豆などの大豆製品を多く摂取している方には、あまりおすすめできません。逆に、大豆の摂取量が少ない方はソイプロテインでイソフラボンを摂取すると良いでしょう。
ソイプロテインのおすすめポイントとして、筋肉をつける効果の他にも、代謝を活発化したり便通を良くする働きがあることなどが挙げられます。ダイエット中の方にもおすすめです。また、ソイプロテインは摂取した後にゆっくりと分解されてから体に吸収されるため、効果の持続時間が長く満腹感を得られやすくなるという特徴があります。
製品によっては、ソイプロテインの短所である粉っぽさが感じられる場合がありますが、大豆臭さなどもあまりなく、比較的おいしく飲めるプロテインと評判です。
メリット
・がん予防効果や糖尿病改善効果
・代謝の活発化
・便通を良くする
・満腹感を得られやすい
デメリット
・過剰摂取で、胃腸の調子が悪化したりホルモンバランスが崩れてしまう
・粉っぽさが感じられる
1-3.ピー(エンドウ豆)プロテインとは?
エンドウ豆を原料としているピープロテインは、日本ではまだあまりなじみのないプロテインの種類の一つです。しかし、海外では男性だけではなく女性にも人気があるプロテインです。また海外では、筋肉が付きにくいイメージを持たれているベジプロテインですが、筋トレ上級者でもピープロテインを愛用している方が多くいます。ピープロテインのおすすめポイントとして、分岐鎖アミノ酸のBCAAが豊富に含まれていることが挙げられます。BCAAには、筋肉の分解をおさえてくれる効果が期待できます。アミノ酸は、筋肉にとってとても大切な栄養素の一つです。そのため、ピープロテインは効率的に筋肉量を増やしたいという方におすすめです。
ピープロテインの短所として水に溶けにくいということが挙げられます。専用のシェイカーを使用してしっかりと振ってから飲んでください。
メリット
・筋肉の分解を抑えてくれるBCAAが豊富に含まれている
デメリット
・水に溶けにくい
2.おすすめのベジプロテインをご紹介
2-1.ライス・プロテイン(玄米プロテイン) 600g [海外直送品]
価格:¥ 3,795(税込)
引用:amazon
カリフォルニア産の玄米を原料としているNutriBiotic社のライスプロテインは、遺伝子組み換えされていない玄米のみを使用しています。グルテンフリーで、大豆、牛乳、卵、小麦などのアレルギー物質を含んでいないので、ベジタリアンだけではなくアレルギーをお持ちの方でも安心して続けられるプロテインです。たんぱく質はたっぷり80%含まれていますが、カロリーは大さじ山盛り1杯で55kcalと低いので、ダイエット中の方にもおすすめです。フレーバーなどがついていないので、シリアル、ヨーグルト、スムージーなどに混ぜて飲むと良いでしょう。
2-2.ザバス ソイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g
価格:¥5,400(税込)
引用:amazon
ソイプロテインと言えば、サバスを思い浮かべる方が多いほど有名な商品です。ソイホエイプロテイン100%使用で、たっぷりのたんぱく質を含んでいます。たんぱく質の他にも7種類ものビタミンB群やビタミンCを配合しているので、美容と健康が気になる方にもおすすめです。味はココア味で、飲みやすくおいしいと評判です。水や牛乳にサラッと溶けやすいのも人気の理由の一つです。
2-3.ピープロテイン(エンドウ豆由来プロテイン) 2ポンド (海外直送品)
価格:¥5,540(税込)
引用:amazon
NOW FOODS社のピープロテインには、砂糖、塩、スターチ、小麦、大豆、卵、貝類、保存料などといったアレルギー誘発物質が含まれておらず、ナチュラルな原料を使用しています。味はエンドウ豆を粉末にしただけですので、少々クセがあります。しかし、比較的水に溶けやすいので、スムージーやヨーグルトなどに混ぜて飲むとクセがあまり気にならなくなります。
3.ベジプロテインの飲み方や飲むタイミングは?
3-1.飲み方
ベジプロテインは動物性プロテインと同様に、水、豆乳、牛乳などで割って飲みます。溶けにくい場合は、シリアルやヨーグルトに混ぜると良いでしょう。また、味に飽きた場合などは、ベジプロテインの味に合わせて好きな飲み物と割って飲むのもおすすめです。
3-2.飲むタイミング
・トレーニング終わり
・睡眠前
・食前
・食事への置き換え
・朝
筋肉をつけたい場合、ベジプロテインを飲むタイミングは、トレーニングが終わった後がベストでしょう。寝る30分から1時間前に飲むと、成長ホルモンが分泌されるタイミングに合わせて効果を発揮してくれます。しかし、寝る前に飲むのは太りやすくなってしまうため、一日の摂取カロリーをきちんとコントロールすることが大切です。また、ソイプロテインには食欲をおさえる効果がありますので、食前に飲んだり、食事に置き換えることも可能です。たんぱく質が不足している方は、水分や栄養分が不足しがちな朝に飲むのがおすすめです。
4.まとめ
ヴィーガン男子にもおすすめのベジプロテインについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?あまり知られていないベジプロテインですが、味も種類も豊富にそろっています。玄米菜食の方はライスプロテイン、大豆不足の方はソイプロテイン、アミノ酸も補いたい方はピープロテインといったように、目的に合わせて選べるのもうれしいですよね。筋肉をつけたいヴィーガン男子は、ぜひベジプロテインを試してみてください。