ダイエットに効果的なドリンク、飲んだらNGなドリンク
飲むだけでダイエットできるドリンクって聞いたことはありますか?ダイエット中の止まらない食欲を抑えるために、ドリンク類でなんとかやりすごすことってあると思います。ダイエットで空腹を満たすためには、どんな種類のドリンクが効果的なのでしょう。今回はダイエットと関係のあるドリンクの紹介をします。
1.飲むだけでダイエットできるドリンク?
飲むだけで痩せるといわれている飲み物があります。飲み物は口から食べることに比べて、手軽で簡単に摂取できます。一時的にお腹も満たすこともできますね。ですが、ダイエットを目標にした飲み物には長所と短所があります。今回はダイエットに飲んだらNGなドリンクからダイエットに効果的なドリンクまで詳しく解説していきます。
2.ダイエットにNGなドリンクって?
いくら食事や運動をしっかりしていても、NGドリンクを飲んでいたらダイエットも効果があがりません。意外なところにダイエットの落とし穴があるのです。飲み物も立派な食事のひとつとして、ダイエット中はしっかり管理しておきましょう。そこで質問ですが、エクササイズ後の飲み物は何を飲んでいますか?
3.飲んだらNGなドリンクとは?
それでは、まずダイエット中には控えておきたいドリンクを紹介していきます。
3-1.清涼飲料水
エクササイズの後や喉が渇いたとき、思わず手を伸ばしがちな清涼飲料水。特に問題なのが、糖分が含まれているタイプです。もちろん、このなかにはスポーツドリンクも含まれています。なにげなく飲んでいるドリンク類、成分表示をじっくりチェックしたことはありますか?
実は驚くほど大量の糖分が含まれているのです。そして惑わされやすいのが、大量に含まれているにもかかわらず、加工の仕方であまり甘さを感じにくくなっていることです。それに糖分を過剰に摂取することは、血糖値を上げてしまい血液をドロドロにしてしまうのです。もちろん、中性脂肪の原因にもなります。
3-2.アルコール
アルコールは太るイメージがありますよね。それは、食欲を抑制するレプチンを減らす作用があるからです。レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、満腹中枢に作用するので食欲を抑える効果があるのです。アルコールはそのレプチンを低下させてしまいます。また、アルコールとともにおかずやおつまみなど、カロリーが高いものを食べてしまうことも太る原因になっています。
3-3.牛乳
牛乳は栄養が豊富で手軽に飲めるドリンクですね。ですが、意外とカロリーが高いのが難点です。比べてみると、白ごはん1杯が170cal、牛乳1杯130cal、低脂肪牛乳で1杯90calになります。ほぼ主食に近いカロリーと考えたら、あまり飲みすぎるとダイエットになりませんね。もし、どうしても牛乳が飲みたいなら、食前に飲んでお腹を満たしたり、食事を減らしたりしてカロリーを調整した方がよいでしょう。
3-4.野菜ジュース
野菜ジュースと聞くと、ヘルシーでダイエットにも最適って思われるかもしれませんが、実は野菜ジュースにもいろいろ種類があります。よく理解しておかないと、いつまでたってもダイエットの効果がでないことも。まず市販で販売している野菜ジュースですが、成分をよくみてみると砂糖が入っているものもあります。砂糖が入っている時点で野菜ジュースでも清涼飲料水になるので、ダイエットにはおすすめしません。また、紛らわしい表示に砂糖不使用と書いてあるものもありますが、オリゴ糖や果糖などの人口甘味料が使用されているので要注意です。
4.ダイエットに効果のあるドリンクって?
4-1.ミネラルウォーター
人間の体の多くは水分でできているので、しっかり水分補給することは健康的にもダイエットにも大切なことです。水分補給をすることで、便通をよくしたり老廃物を排出させる働きがあり食事を除いて、およそ1日に1L~2Lは摂取することをすすめています。ダイエットに効果のあるミネラルウォーターは塩素の入った水道水ではなく、ビタミン、ミネラルが豊富なミネラルウォーターを選びましょう。
4-2.緑茶
緑茶にはカテキンという成分が多く含まれています。カテキンは殺菌作用や体の中の脂肪を分解して燃焼する効果があります。カロリーもないので、食事と一緒に飲むとダイエット効果があります。
4-3.トマトジュース
トマトはダイエットや美容効果の高いリコピンという成分がたくさん含まれています。リコピンはトマトの赤い色素のことで、カロテノイドの種類になります。リコピンには活性酸素を取り除き、血中の中性脂肪やコレステロールを減らし代謝を上げる働きがあるのです。トマトジュースにすることで、素早く吸収し脂肪を燃焼させる効果があります。
4-4.炭酸水
炭酸水は手軽に飲めて、炭酸ガスの作用で満腹感が得られるドリンクです。ポイントは食前に飲むこと、糖質が含まれている炭酸水はダイエットの逆効果になるので控えるようにしましょう。
4-5.コーヒー
コーヒーにはカフェインが含まれています。目覚まし効果があることで有名なカフェインですが、この成分にはダイエット効果もあるといわれています。カフェインには血行促進効果があり、血行がよくなることで体温が上昇し代謝がよくなります。またリパーゼという脂肪を燃焼する成分や、消化酵素を活性化させる働きもあります。
5.まとめ
飲み物でのダイエットはお手軽で満腹感も得やすいですが、ダイエット効果という面から見ると向き不向きがあるので、よく成分を確かめてからドリンクダイエットに挑戦しましょう。