メンズダイエット・筋トレの情報サイトです。男性向け健康情報をせっせと書いてます。

左
少しの工夫で健康的に痩せる!痩せる食べ方を伝授ホームジムの作り方!費用はパワーラック・床・鏡で総額〇〇〇万円睡眠負債とは?寝だめは効果ない?ある?調べてみた。ダイエットで挫折しないために!折れないココロを育てる「レジリエンス」を調査メリットいっぱい!体が目覚める朝トレのススメサウナ道!略してサ道!サウナの正しい入り方やサウナ効果を調査プロテインって何?種類や効果をわかりやすく解説!鍛える部位を日によって分ける、スプリットルーティンとは?男のダイエット入門!確実に痩せる最短距離にして王道の方法「トレラン」って何?トレイルランの魅力を大追跡!朝型・夜型どちらが生きていく上で得なのか調査してみたバナナのこと見くびってた。お前すごいんだってな。効果的に筋肉をつけよう!筋肥大メソッド!糖質オフ・糖質制限ダイエットの基礎知識アレコレ希少種!停滞期に試すべきプレス系大胸筋トレーニング5種目プロテイン初心者が個人的嗜好で選ぶ!一番美味いプロテインランキング!基礎代謝って何?正しい理解で肉体改造夏に走る「夏ラン」の基礎知識アレコレ筋トレだけで脂肪が燃焼!? EPOC (運動後過剰酸素消費)とは?筋肉痛発生のメカニズムを解説!筋肉痛緩和ケア
右
Adスポンサーリンク

タンパク質には動物性と植物性があるが、その違いとは?

photo by jacqueline

筋肉をつけるためにトレーニングしている人にとって、「タンパク質」は日々の食事に欠かすことができない重要なものですが、そのタンパク質には動物性のものと植物性のものがあります。どちらかに偏らないで摂取することが望ましいようです。

1.タンパク質は健康の維持に欠かせない

私たちの身体は70%は水分、20%がタンパク質、10%がそれ以外で成り立っているのですが、身体はタンパク質を貯蔵しておくことができませんから、外部からたえずタンパク質を摂取する必要があります。筋肉を創るためには、食事から摂取したタンパク質を、体内で筋タンパク質として再合成します。

かつては筋肉を増強するトレーニングには動物性タンパク質が欠かせない、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比較して劣っている…という極論が目立ちましたが、最近ではどちらかのタンパク質に偏らない方が良いという意見が増えてきています。

 

1-2.タンパク質の区別

タンパク質には「動物性タンパク質」「植物性タンパク質」の大きく分けて2種類があります。タンパク質を構成する最小の栄養素が「アミノ酸」です。同じタンパク質であっても、種類によって分解されるアミノ酸の型がまったく違います。

 

1-3.動物性タンパク質とは

動物性タンパク質とは動物からとれるタンパク質のことで、肉・魚・卵などに含まれています。魚をよく食べる人は心臓病になりにくいという報告もあります。

 

1-4.植物性タンパク質とは

植物性タンパク質とは植物からとれるタンパク質のことで、大豆・穀物・野菜などに含まれています。植物性タンパク質は動物性タンパク質より「脂質」が少ないので、その分太りにくく健康的なイメージがあります。

 

 

2.最も違うのは「アミノ酸の含有量」

2-1.アミノ酸スコアとは

タンパク質は20種類のアミノ酸からできています。そのうち9種類の“必須アミノ酸”は、わたしたちの体内では作ることができないので、食事から摂る必要があります。「アミノ酸スコア」とは、必須アミノ酸がその食品にどのくらい含まれているかというバランスを測る指標のことです。

動物性タンパク質と呼ばれる肉・卵・魚の大半は、このアミノ酸スコアが高いので、別名「完全タンパク質」とも呼ばれます。動物性タンパク質は、体内での吸収率も(植物性と比較して)かなり高いので、ムキムキ筋肉マンになりたい人にはうってつけとも言えます。

反面、植物性タンパク質はアミノ酸スコアが低めなので、筋肉トレーニングには植物性よりは動物性のタンパク質のほうが効果を得られやすいと言われてきました。ただ、だからといって“植物性タンパク質は動物性タンパク質より劣っている”とか“摂取しなくても良い”ということにはなりません。

 

2-2.筋肉をつけるにはどちらのタンパク質がおすすめ?

筋肉をつけるためにハードなトレーニングを続けているボディビルダーの間の“神学論争”と呼んでもよいでしょう、「動物性タンパク質と植物性タンパク質のどちらを多く摂取すべきなのか?」。これは専門家によって意見が分かれますし、「これが正解」という回答はありません。

特に多くの日本人にとっては、ただ「筋肉を増やす」ためだけに、動物性タンパク質ばかり食べ続ける生活には違和感を覚える人も多いはず。筋肉をつけるよりも、トレーニングを始める、ダイエットをすることによって、いまより健康に近づけなければ意味が無いのです。

 

2-3.植物性タンパク質を摂取する際の注意点

必須アミノ酸を全部含んでいる植物性タンパク質は無いので、植物性タンパク質を摂取するのならいろんな食品を食べる必要があります。

植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べてアミノ酸が少ないので、筋肉を早くつけたい人にはあまり人気がありません。しかし大豆は、大豆イソフラボンを含んでいて女性の健康には良いとされています。大豆はアミノ酸スコアが100ですが(動物性タンパク質と同じくらい)、体内で吸収されにくいという特徴があります。

 

 

3.好き嫌いをせず、まんべんなく摂取しよう

動物性タンパク質、植物性タンパク質、どちらにも長所があります。好き・嫌いをせず、まんべんなく摂取する方がよいでしょう。

普段から植物性タンパク質の割合が多い人であれば、必須アミノ酸が十分でない可能性もありますから、動物性タンパク質も含めて、多くの食材を摂取するのがおすすめです。

一方、肉・魚が多い人の場合は、脂肪を摂取しすぎると太りやすくなりますから、出来るだけ低脂質で高タンパクの食品(鶏のササミ、胸肉、マグロ等)を選ぶようにしましょう。

動物の赤身肉だけでなく、魚や鶏肉も週に1回は食べるとか、大豆や豆乳といった植物性タンパク質も定期的に食卓に載せるとよいです。

 

3-1.菜食主義者のための食とトレーニング

菜食主義だったら筋肉トレーニングは無駄になる…こんなことはありません。菜食の人はとにかく食事のボリュームを増やす必要があります。菜食者は摂取カロリーが少な目であることが多く、痩せやすく、体内の余剰エネルギーを筋肉に回そうにもエネルギーが足りないので筋肉が増えにくい傾向は確かにあります。植物性由来のプロテイン・パウダーを利用するのもありです。

海外では菜食家のボディ・ビルダーも世界大会で優勝したり、マスコミで注目されたりするようになり「肉ばかり食べる筋肉トレーニングは不健康。バランスのとれた食生活を楽しみながら筋肉をつけたい」という男女がこれまでの筋トレとタンパク質の常識を変えつつあると言えます。

 

 

4.まとめ

タンパク質には動物性と植物性の区別があり、必須アミノ酸が完全に含まれる動物性タンパク質が筋肉増強には欠かせないものだ…としてトレーニングには推奨されていました。しかし食生活が肉中心になる弊害も指摘されるようになって、次第に植物性タンパク質もバランスよく摂取したほうが健康的で美しい身体になれるから好きだ…という人が増えてきています。全てのタンパク質はアミノ酸を含んでいますが、アミノ酸のタイプが、植物性タンパクと動物性タンパクで大きく異なっていること、植物性タンパクを多く摂取している人は幅広い食品を摂取する必要があること等は覚えておきましょう。

Adスポンサーリンク